素材

 バレルは、ダーツの核(最も重要なパーツ)です。ここでは、バレルの素材について解説します。

 ダーツのバレルは、ブラスとタングステンの2つが主流です。

ブラス

 十円玉と同じ素材(銅)です。素材自体のコストが安いため、バレルも安く購入できるメリットがあります。メッキ加工されているものも多く、劣化が早いです。また、長時間投げると指が銅くさくなります。

タングステン

 レアメタルの一つで、比較的高級な素材です。タングステンは、他の素材と比較して密度が高く同じ大きさでもより重く加工できます。少し言い方を変えると、他の素材より細くて重く加工できるわけです。
 細いダーツはグルーピング(マトに刺さったダーツが一箇所にまとまること)しやすい特性があります。ブルなど、小さなマトにも3本入りやすいわけです。

チタン

 レアメタルの一つで、高級な素材です。他の素材と比較して密度が低く同じ大きさでも軽く加工できます。バレルの前方をタングステン、後方をチタンで構成することで前重心にしたバレルがあります。

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